「アザミの夜」
明け方にベッドの中で目をつぶると
かすかなアザミの影
それはまぶたの中のかすかな
血管の影
緑の、そして生きている間だけ
脈打っている
私はそれを見て飛び起きると、
コーヒーカップの中に
冷え切ったミルクを
たっぷりと流し込み
湖の代わりにした
そこに浮かべる花びらは
私から出た一滴の唾液
ミルクの表面を
鏡のように磨いて
それに私のXXXを映してみたい
それは今の私以上に暖かいはずだ
明け方にベッドの中で目をつぶると
かすかなアザミの影
それはまぶたの中のかすかな
血管の影
緑の、そして生きている間だけ
脈打っている
私はそれを見て飛び起きると、
コーヒーカップの中に
冷え切ったミルクを
たっぷりと流し込み
湖の代わりにした
そこに浮かべる花びらは
私から出た一滴の唾液
ミルクの表面を
鏡のように磨いて
それに私のXXXを映してみたい
それは今の私以上に暖かいはずだ