Profile 岩倉 義人

何時ごろ産まれたのか?
1970年代 後半らしい
好きな匂いと
嫌いな匂いは?
好き:林の中の土の濡れた匂い。
嫌い:香水と汗の交じり合った匂い。
好きな本
アーシュラ・K・ル・グインの「闇の左手」
夢野久作の「ドグラ・マグラ」
小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」
P・D・ジェイムズの「ナイチンゲールの屍衣」
お気に入りCD
"innovator" derric may
"The downward spiral" nine inch nails
"Live aus berlin" RAMMSTEIN
"Deserts" Edgard Varese

略歴

幼年時代
祖母の家の家具の取っ手などに話しかけていた。
帰るときもその一つずつにさよならを言った。
その形が好きだったに違いない。
なんだかその一つずつが生きてる感じがした。今考えるとちょっと変かも。
中学時代
ろくに学校へも行かずに公園の林の中をうろついて鳥を見たり、絵を描いて ばかりいた。
この時ある人に「僕は小説家になるから学校になんて行く必要がない。」 と自信満々に言った。
ただの大馬鹿である。その時はろくに何も書いていないにもかかわらずそう言ったの だ。
しかし、今、何やら書いているところをみると運命はその時にもう決まって いたのだろうか?
高校時代
通信制高校に通いつつ、へたくそな絵を予備校で描き始める。
この時インドに行って象使いに弟子入りする計画を立てるが暴動が起きたりで実現せず。
なんでその時そんなことをしたかったのだろうか?結構なぞである。
大学時代
美大で結構真剣に20kgもある抽象画や、コンクリートで小さい迷路を作ったりしていた。
ある朝、英語の授業の始まる前のちょっとした時間にノートの一番後ろに「ルーファ・オーデルンの手記」を書き始める。これはそのまま初めてのまともな短編になっていった。その時の朝の特別な感じは今も忘れられない。

またある詩人に影響を受けポエトリーリーディングをする。
一度は小さなFM局に出演したりしたが、放映された時、私のラジオの受信状況が悪く、椎名林檎の歌にほとんど私の詩がかき消されてしまった。
それでも、その時の録音テープは宝物ではある。
あまり聴く気はしないが。

また在学中にSF小説「エテルキフ」を書く。
卒業後「レザラクス」を書く。

細々と手製本でハードカバーにして配ったりしていたが、ある日ふと思いついてこのサイトをつくることを決意する。

「全ての言葉で作られたアートは、その言葉を使う全ての人のもとにあるべきだ。」と。

これは絶版の余りに多い現状を考えたものでもある。
私にとっては、もしかすると自分で本を作るのに飽きただけかもしれないが。
また、アートというものは探検でもある。だから行き着いた結果を示さねばならないのだ。20世紀初頭のイギリス人の探検家たちが自分たちの成果を示すのが義務だと考えていたのと同じことである。
問題は私の行き着いたところに、他の人が価値を見出してくれるかどうかなのだが。

まだまだ、この後もVBKG8の挑戦は続く・・・らしい。

サイト公開日:040918 明け方

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